#05「貴方がBUYER×Rocky Moutain Featherbed」の巻!
Posted on Mar 17.2017
「特別イベント」へのご招待! 本当ならば、「1本の電話」と筆でしたためたいところであるが、今的な表現をすれば「1通のメール」と表現すべきなんだろう。そう、その運命的な1通のメールが舞い込んだ。それが今回のイベントを催す引き金となったんだ。 さて、その気になるメールの主は、イタリアの友人Alessandro Squarzi氏からだった。 「これが欲しい!急ぎでお願いしたい!」と送られてきた添付画像は私たちが手掛けた「RMFB製の赤ナイロン×イエローレザーヨークのクリスティーベスト」。これは2013年秋冬のカラーリングである。 彼とはアナトミカのパリ店で逢って以来、大の ... read more
#04 パンドラの箱Vol.1 =PANDORA DE LUXE Vol.1
Posted on Jan 24.2017
2017年初めてのコラムは、僕自身からの贈り物として厳選した私物ヴィンテージアイテムを、アナトミカ店舗の特別な場所で販売する意思表明です。 皆さんも良くご存知のPANDORAは、古代ギリシャに現れる人類初の女性です。元来パンドラは「全ての贈り物」を意味しますが、「パンドラの箱を開けてはいけない」と陰な方向に良く引用されますね。全ての神からの贈り物を意味するのがパンドラ。ゼウスが彼女に渡したのがその箱でした。開けてはいけないとされている箱、そう言われても皆さんにはその箱を開けて欲しいと思います。なぜならば開けた箱の最後に出てきたのは「希望」というものでしたから。買ってくれた人が「アナトミカ」と「てらもときんじ ... read more
Posted on Dec 28.2016
今回は前回の続きです。ロッキーマウンテンフェザーベッドのブランドホルダーとして欠かせない弊社のスタッフを紹介します。 2人目は、鈴木きよた。サーティーファイブサマーズ 生産管理兼務企画 鈴木は、化学繊維のエキスパート。本当に納得の行く商品にする為にはどうすべきか、彼と共に試行錯誤しました。オリジナルで使われていたシェルは、70デニールクラスの高密度織タフタで、コーティングをせずに織り、密度とシレー加工だけでダウンの吹き出しを防ぎつつ、必要な通気度もキープしていました。この生地の完成を目指して、北陸の機屋さんの門を叩いたのは、ブランドホルダーになってから2年以上経過した2007年中旬のことでした。 ... read more
Posted on Nov 30.2016
今回はお約束のRMFB(Rocky Mountain Featherbed)についてです。本気で挑んだ製品作りとブランドの進化論をまとめてみましたので、少しのお時間お付き合いください。 月日は目まぐるしく過ぎてゆき、そして人も物も事も進化を遂げる。僕は今まさに過去のデジタルファイルと格闘してサーバー内を彷徨っておる次第です!ハイ! 余談ですが、ユダヤ人の友人から聞いた父と息子の話です。内容は「寒い冬の季節にシャツ一枚で歩いていた父と息子の目の前に、厚手のコートと本が落ちていました。父は息子のためにコートではなく、なんと本を拾って差し出した」と。一時的な寒さを凌いででも半永久的に価値のある本を選べ!こういった教えでしょうか ... read more
Posted on Oct 24.2016
今回は「アイコンの継承」と題して、弊社の看板ROCKY MOUNTAIN FEATHERBED(RMFB)の真のブランドホルダーとして簡単なストーリーを話しますね。 有名な建築家が昔こんなことを言っていたのを憶えています。 「美しいものは永遠の存在感と輝きを放つ」 僕の解釈だとこう言うことかな。 「美しいものはどこかアイコニックであり、チャーミングである。そして永遠の存在感とオーラを放つ」 さて僕が初めてRMFBのクリスティーヴェストと出会ったのは、1984〜85年の事です。「な、な、なんだこのオーラは!!」と安価で手にしたのは ある友人から譲り受けたものでした。 当時の着こなしも無茶苦茶 ... read more